ボーダーライン。Neo【上】
/現在
◇ ♂
寝室を満たす水音と甘い声が、耐えず僕の脳を刺激する。
クリーム色の壁に取り付けたブラケットライトが放つのは、ほのかなオレンジ色。
ライトに照らされる彼女の姿態がやけに艶めかしい。
淫らに開いた脚の間を指でなぞり、更に奥へと沈ませる。彼女はビクビクと体を震わせた。
逐一反応を確認したくて幸子の表情を窺った。
彼女は半開きの目を潤ませ、何処か遠くを見つめている。
時折唇をぎゅっと引き結び、けれども僕の指の動きで即座に嬌声を上げる。
僕は舌舐めずりをし、その赤い唇を塞いでやった。切なげに鳴く声が僕の口中へと吸い込まれる。
幸子を征服している。この感覚がなお一層僕を奮い立たせた。
つい数分前。僕たちは玄関先で抱き合っていた。
色香の漂う幸子を見つめ、僕は堪らずにその手を引いた。
ベッドの前に突っ立ったまま、互いが欲望のままに唇を求めた。
背中のファスナーを下ろし、中のホックを外した。幸子も僕のカットソーに手を滑らせ、腰から上にたくし上げた。
一度唇を離してから服を脱ぎ、ベッドの上に幸子を組み敷いた。
再び唇を合わせる。舌を絡ませ、興奮が脳に達する。
度重なるキスのせいで幸子の唇は紅くぽってりと潤んでいた。
そこを舌でなぞり、甘噛みしてから首筋に吸い付いた。
寝室を満たす水音と甘い声が、耐えず僕の脳を刺激する。
クリーム色の壁に取り付けたブラケットライトが放つのは、ほのかなオレンジ色。
ライトに照らされる彼女の姿態がやけに艶めかしい。
淫らに開いた脚の間を指でなぞり、更に奥へと沈ませる。彼女はビクビクと体を震わせた。
逐一反応を確認したくて幸子の表情を窺った。
彼女は半開きの目を潤ませ、何処か遠くを見つめている。
時折唇をぎゅっと引き結び、けれども僕の指の動きで即座に嬌声を上げる。
僕は舌舐めずりをし、その赤い唇を塞いでやった。切なげに鳴く声が僕の口中へと吸い込まれる。
幸子を征服している。この感覚がなお一層僕を奮い立たせた。
つい数分前。僕たちは玄関先で抱き合っていた。
色香の漂う幸子を見つめ、僕は堪らずにその手を引いた。
ベッドの前に突っ立ったまま、互いが欲望のままに唇を求めた。
背中のファスナーを下ろし、中のホックを外した。幸子も僕のカットソーに手を滑らせ、腰から上にたくし上げた。
一度唇を離してから服を脱ぎ、ベッドの上に幸子を組み敷いた。
再び唇を合わせる。舌を絡ませ、興奮が脳に達する。
度重なるキスのせいで幸子の唇は紅くぽってりと潤んでいた。
そこを舌でなぞり、甘噛みしてから首筋に吸い付いた。