もう二度と叶いませんように



「天?どうしたの?」




聖架ちゃんか心配そうに顔を覗き込んだ。




「あ・・・。うん、大丈夫。」




その時、私たちの近くで大きな花火が打ち上がった。




赤。緑。ピンク。オレンジ。




とても綺麗な花火が。





視界がだんだんと真っ暗になる。




私は、気を失ってその場に倒れた。




「天!どうしたの!?しっかりして!」




「天ちゃん!」




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