もう二度と叶いませんように



私と夏彦が出会ったのは、高校2年になったばかりの頃だった。




「えー。今日からこのクラスの一員になる牛込
夏彦くんだー。みんな仲良くな〜! 」




「このクラスの一員になりました!牛込 夏彦です!よろしくお願いします!」




夏彦は、転校生としてやって来て私の隣の席になった。




「よろしくね。織部さん。」





「よ、よろしく・・・・・・。」




それから私たちは話すようになって、3ヶ月後に告白されて付き合うことになった。




でも、夏彦は私のことを縛るようになってきた。




< 13 / 18 >

この作品をシェア

pagetop