もう二度と叶いませんように
私と夏彦が出会ったのは、高校2年になったばかりの頃だった。
「えー。今日からこのクラスの一員になる牛込
夏彦くんだー。みんな仲良くな〜! 」
「このクラスの一員になりました!牛込 夏彦です!よろしくお願いします!」
夏彦は、転校生としてやって来て私の隣の席になった。
「よろしくね。織部さん。」
「よ、よろしく・・・・・・。」
それから私たちは話すようになって、3ヶ月後に告白されて付き合うことになった。
でも、夏彦は私のことを縛るようになってきた。