もう二度と叶いませんように



その瞬間、私は時が止まったように動けなくなった。





(え? 嘘でしょ? 夏彦が・・・・・・?)





信じられなかった。





夏彦の顔を見ることも、声も聞けなくなるなんて・・・・・・。




『そっか・・・。』





私は、その文章だけ送って電源をおとした。
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