monochrome

あの時、俺にはしっかり見えたんだ。
眠っている天咲の顔が…いや、咲ちゃんの顔が。





なぁ天咲、お前咲ちゃんなのか?
なんて聞く勇気がない俺はいつもと同じ顔で天咲を見送ることしか出来なかった。
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