姫になった娘と一緒に守られているワケあり元妃は、女子高生
リビングに行くと、なぜかいつものメンバーが揃っていて
「璃和。大丈夫か?」
「何とか。姫奈に何もなければ、いいんだけど」
「大丈夫よ璃和」
「由依ちゃん・・・」
「何で、お前がこの人たちと親しくしてるんだよ!?」
「おい。お前、玲央や麗の弟だからって俺たちは容赦しねぇぞ?」
「第一、璃和を傷つけたのは、あんたたちの下にいる神楽よ?」
「え・・・?」
・・・っ
「嘘だろ?」
「嘘じゃないわ。その証拠に、神楽の管轄を出てきてる」
「マジかよ・・・」
これ以上話して欲しくなくて由依ちゃんの洋服を掴んだ
「璃和?」
「由依。話す必要ねぇだろ?こいつらは
璃和じゃなくて、神楽を信じた馬鹿どもだった。ただそれだけだ」
「そうね。あんた達も覚えておきなさい。
璃和を傷つけたりして見なさい?
その時は、あたしたちであんた達を潰しにかかるわ」
「・・・っ」
潰しにかかる。神楽を追い出されたときにも、同じことを言ってくれた由依ちゃんたち
「璃和。俺たちはな?今から、神楽を潰しに行く」
「え?」
「待ってください!」
「どうして、神楽を・・・!?」
まさか
「あの時の、あの言葉の・・・」
「あぁ。有言実行だ。お前たち紅蓮も来たきゃ、来ればいい。
自分たちのしでかしたことで、傘下がどうなるかを」
「・・・っ」