姫になった娘と一緒に守られているワケあり元妃は、女子高生
「で?神楽はどうした」
「解散させてきた。俺たちの手で」
「そうか。そりゃそうだな。あの時、
璃和を追い出しておいてのうのうと、あの地位にいられるわけがないんだよ」
リビングに来たあたしたちは、外を眺めながら話してた
「アイツらまで来たのか?」
「あぁ。玲央よりも早く着いたぞ。あいつら」
「そうか」
姫奈の遊び相手にされている
紅蓮の幹部の皆と酒井組の人たち
外を見ると、転びそうになっている姫奈
「あっ」
転びそうになった姫奈を受け止めてくれた組員さん
「きゃーー」
組員さんに抱えられて足をバタバタとしている姫奈
「あのチビ、すげぇ体力」
「でも、あんなチビがいるやつ家にいたか?」
汗ダクダクの酒井組のみんなと
紅蓮のメンバー
「ママー!」
ドンっと体当たりをしてきた姫奈
「「ママ!?」」
「お前が?」
「マジかよ。詐欺だろ」
「姫奈。楽しかった?」
「うんっまた、あそんでもらうのっ」
「そう。良かったね?」
「おい。どういうことだよ?」
「何が?」
「ママって」
「本当の事よ」