姫になった娘と一緒に守られているワケあり元妃は、女子高生
10代目の愁君達の代の時以来だ。
どうすればいいんだろう?
「そんなに時間を取らせるつもりはない」
そんなに、時間を取らせるって、どういう事?
「なら、今でもいいでしょう?」
「アイツらに聞かれてもいいならな」
クラスの中を見る小泉
アイツらというのはクラスの人間なんだろうか?
「この中にも何人かはいるからな。
神楽関係の連中は」
え?
このクラスにもいたの?神楽の人間が
「姫奈を迎えに行かなくちゃ行けないから」
「あのガキも連れて来い」
はい?
「何を考えているの?」
「今は、何も考えてない」
今は・・・?
「それとも、俺がお前の家に行っても構わない」
は?
家に来る・・・?
コイツが・・・?
冗談じゃないっ
それだけは阻止しなくちゃ行けない
「分かった。紅蓮の倉庫に行く。
当然、姫奈を迎えに行ってからになるから、多少の時間はずれてくると思って」
「あぁ。じゃあ、放課後に」
そう言って戻っていった