姫になった娘と一緒に守られているワケあり元妃は、女子高生
紅蓮妃と紅蓮姫

翌日、愁君と玲央君に話に行くのに
支度をしていたあたしと姫奈。

ピンポーン

「はーい」

玄関に行ってきた人物を見ると、諒芽が立っていて

「お、はよう。り、諒芽」

「ぎこちねーな。璃和」

うぅ

「ありぇー?おにーちゃー、いるぅ?」

丁度起きてきたばかりの姫奈が
目をこすりながら諒芽を見て抱き着いた

「おー。おはよう」

「ひーな。着替えてご飯食べて、歯磨きして」

「はーい」

着替えようとして、腕が抜けなくて

「マ”マ”-」

「なぁにー」

泣いている姫奈の所に行って着替えの手伝いをして
用意してある朝ごはんを食べ始めた妃那

「諒芽は?」

「俺?」

「朝ごはん。食べてきたの?」

「いや。まだ」

「食べて行って」

「いいのか?」

「いいの」

どうせ。沢山あるんだから食べて行ってくれた方がいい

「悪いな」

そう言って座って食べ始めた諒芽。
姫奈のことも見ながら食べてくれているところを見ていると
子供嫌いだなんて嘘なんじゃないかと思ってしまう

「はい」

用意しておいたみそ汁も出して
自分も食べてから歯を磨いて、着替えてから
メイクをした。すでに準備を終わらせてあたしを待っていた諒芽と姫奈

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