姫になった娘と一緒に守られているワケあり元妃は、女子高生
ちょうど、酒井組を出ようとしたタイミングで
帰ってきた麗君に合ったあたしたち。
姫奈は、麗君に合えた喜びからか、抱き着いて離れなかったので
「見ててやるよ。夜には、家に連れて帰るから安心しろ」
って言ってくれた玲央君たち。
そのまま、姫奈を置いて紅蓮の倉庫に向かったあたしたち。
以外だったのは、酒井組と、そう距離がなかったことだ
「璃和?」
紅蓮の倉庫に今度は妃として、来るなんて思いもしなかったけど
「行くぞ」
「うん」
あの双子は、大人しくはないけど、一緒に来たので
そのまま一緒に幹部室へ
「諒芽?本当に璃和さんを妃にしたのですか」
「つーか。嘘じゃなかったのかよ」
「嘘なわけあるか。それと本当だ。今愁さんたちにも話してきた」
「そう、ですか」
腑に落ちないと言ったような顔をしている人たち
「今日から正式に雨宮璃和を15代目紅蓮妃に
雨宮姫奈を15代目紅蓮姫に決定する
意義のあるやつはいるか?」
「諒芽の決めたことなら、反対はしませんよ」
「決めちまったんだろ」
「あぁ」
「つーことは、雨宮は諒芽の彼女ことだ」
「!?」
確かに。妃はそう言う立場の人が多いけど
「あたしは、彼女じゃないよ?」
「は?」
「え」
「あたしは、諒芽と付き合ってないよ」