【詩集】ヒトリゴト
ダイアリー
『ダイアリー』
アスファルトの旅路に
僕らは足跡を
波掻いた水面に
僕らは波紋を
見上げた夜空に
僕らは口笛を
そう
残したはずなんだ
インク落とすことなく
指先で捲ることなく
僕らは日々を刻んだ
引き出しにしまわれた過去は
月日が
セピア色に変え
雨風が
薄く霞ませる
それは少し切なくて
それは少し傷いから
だから2人残した
不確かな記憶のダイアリー
アスファルトの旅路に
僕らは足跡を
波掻いた水面に
僕らは波紋を
見上げた夜空に
僕らは口笛を
そう
残したはずなんだ
インク落とすことなく
指先で捲ることなく
僕らは日々を刻んだ
引き出しにしまわれた過去は
月日が
セピア色に変え
雨風が
薄く霞ませる
それは少し切なくて
それは少し傷いから
だから2人残した
不確かな記憶のダイアリー