深紅と浅葱
恋の相手は、粛清の対象になる


葵斗が我に返り慌てる


「今、食事を頂いてます
それに、きちんと御礼も言わず
帰れません」

「っ!!そ、そうだな!
ならば!俺は先に帰る!!!」

「私を迎えに来たのでしょう?
1人だけ帰ってどうするんです?」

「さっさと食え!」

「もう終わります
露子さんごちそうさまでした
美味しかったです」

「露子か…良い名だ…」

「/////おおきに
あの、お名前は?」

「葵斗」

「素敵///」


葵斗と一緒に来た近藤、土方
部屋にいた沖田と葵が
半ば呆れ気味に2人を見る



『駄目だとわかっているのに
心は素直ね
惹かれ合っている
羨ましい…』



「帰りましょうか」

「あ、ああ…」



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