深紅と浅葱
数日後
「大変だ!!!
露子がさらわれた!!!」
斎藤が目をつけていた男の仲間が
隠れ家付近を新選組がうろついていることに気がつき
女中の露子を人質に立て籠もった
「下手に踏み込むと露子があぶねぇ
チッ どうする…」
土方が腕組みし、床を睨む
「方法はあります」
山南の発言に皆が顔を上げ注目する
「佐々木さんに仲介を頼むんです
葵と葵斗に手伝って貰えないか」
少しの沈黙があり
「山崎 行ってくれ」
「はい」
近藤が両手をパンッと太腿に置いた
「隠れ家を探っているだけでバレるほどの力しか、まだない
護衛をつけていたのに人質を取られ
助ける術もない
これが、今の俺達だ
皆… 悔しいな
だが、力を借りることは恥ではない!
どんな手を使っても、無事に助ける!」
「大変だ!!!
露子がさらわれた!!!」
斎藤が目をつけていた男の仲間が
隠れ家付近を新選組がうろついていることに気がつき
女中の露子を人質に立て籠もった
「下手に踏み込むと露子があぶねぇ
チッ どうする…」
土方が腕組みし、床を睨む
「方法はあります」
山南の発言に皆が顔を上げ注目する
「佐々木さんに仲介を頼むんです
葵と葵斗に手伝って貰えないか」
少しの沈黙があり
「山崎 行ってくれ」
「はい」
近藤が両手をパンッと太腿に置いた
「隠れ家を探っているだけでバレるほどの力しか、まだない
護衛をつけていたのに人質を取られ
助ける術もない
これが、今の俺達だ
皆… 悔しいな
だが、力を借りることは恥ではない!
どんな手を使っても、無事に助ける!」