深紅と浅葱
山崎が戻り


敵の隠れ家で葵達との待ち合わせが伝えられ

すぐに出陣した

隠れ家に到着すると
葵、一葵、葵斗が姿を現す


「どうか、力添え
よろしくお願いします」


近藤が頭を下げた


葵斗が葵の肩に手を置いた


「いい奴らだ」

葵に甘やかすなと忠告をしたことを
思い出した

『違うな…甘えたくなるほど
近藤らの懐が深いのだ
葵は、変わった
良い方向に… 俺も…』


「葵斗!新選組に入りたいのか?」

一葵が心中を読む


「黙れ!」


一葵の頭に拳骨

「指示を下さい」

葵が葵斗に言う

「そうだな 葵
中に入って露子さんを守れ」

「わかりました」

「人質、知ってんのか?」

「/////」

赤くなる葵斗に一葵がギョッとする

「一葵 余計な詮索しない方が良い」

「しなくても、もうわかったから」

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