深紅と浅葱
祝言の日



慶喜、葵、一葵が
平隊士よりも下座へ

宴が始まる前に帰ろうとするが

「近藤 すまぬが今夜3人寝る場所を用意してくれ」

「は?」

一葵が慶喜を呆れ顔で見る

「おい、呑む気でいるぞ!?」

一葵が葵に助けを求める

「私は、帰ります」

「お前は、俺の護衛だろ」

「一葵がいるんですから
明日、お迎えに参ります」

「え!?俺だけ残るの!?」

「失礼します!」

もめている3人の前にお膳が運ばれた

「3人分支度があるぞ」

慶喜のニヤリと笑う


「部屋は、準備出来ておりますので
ごゆるりとお過ごし下さい」


近藤が挨拶にきて
葵と一葵が、察した

最初から泊まる予定だったのか…と








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