深紅と浅葱
その6
梅が満開になり
昼間は、暖かい日が続いていた
「葵?」
「あら?奈津さんお久しぶりです」
ぱっと見で葵と認識出来なかったのは、男装で刀を腰にさしている
凛々しい姿だったから
「私、仕事中なので失礼します」
葵を引き留める
「まって!仕事って何!?
危ないんじゃないの?
どうして葵が刀なんて持ってるの!」
「だから、仕事中なので」
「だめ!行っちゃダメ!!!」
「邪魔しないで下さい」
行こうとする葵の前に立ちはだかる
「新選組に頼もう!!」
「…私は、刀を振れます
あ… 」
新選組と聞き、少し動揺している間に見失った
遠くを見る葵に
申し訳ないような、ホッとしたような視線を送る
「きゃぁーーーーー!!!」
反対側から悲鳴が聞こえ
葵が走り出す
駆けつけた先に新選組が乱闘していた
「永倉さん!斬ってはいけません!
峰打ちで捕らえて下さい」
「わかってるよ!!!」
昼間は、暖かい日が続いていた
「葵?」
「あら?奈津さんお久しぶりです」
ぱっと見で葵と認識出来なかったのは、男装で刀を腰にさしている
凛々しい姿だったから
「私、仕事中なので失礼します」
葵を引き留める
「まって!仕事って何!?
危ないんじゃないの?
どうして葵が刀なんて持ってるの!」
「だから、仕事中なので」
「だめ!行っちゃダメ!!!」
「邪魔しないで下さい」
行こうとする葵の前に立ちはだかる
「新選組に頼もう!!」
「…私は、刀を振れます
あ… 」
新選組と聞き、少し動揺している間に見失った
遠くを見る葵に
申し訳ないような、ホッとしたような視線を送る
「きゃぁーーーーー!!!」
反対側から悲鳴が聞こえ
葵が走り出す
駆けつけた先に新選組が乱闘していた
「永倉さん!斬ってはいけません!
峰打ちで捕らえて下さい」
「わかってるよ!!!」