深紅と浅葱
集合場所である二条城の庭に
続々と人が集まる
その中に、葵の姿もあった
「アイツら… またやってる」
葵斗が不満そうに言った
新選組幹部らが見れば
何やらくじ引きをするようだった
「どうせ葵が当たるのに」
葵斗の言ったとおり
1番にくじ引きした葵が当たりをひいた
葵達の仲間が大笑いする
無表情の葵が「なんで…」
いかさまではないかとクジを見る
「お前が自分で選んで引いたんだろ」
「そうだけど…」
遠くで葵斗が解説する
「あれ、当たりをひいたら追い役しなきゃいけなくて、皆嫌がっている
めちゃくちゃ走らなきゃいけないからな
葵は、くじ運がないんだ
あんまり当たるから、1番に引かせたんだろうけど…」
「へえ、わざと当たりをひいてたりして」
「葵ならありえるな」
「そうだな」
続々と人が集まる
その中に、葵の姿もあった
「アイツら… またやってる」
葵斗が不満そうに言った
新選組幹部らが見れば
何やらくじ引きをするようだった
「どうせ葵が当たるのに」
葵斗の言ったとおり
1番にくじ引きした葵が当たりをひいた
葵達の仲間が大笑いする
無表情の葵が「なんで…」
いかさまではないかとクジを見る
「お前が自分で選んで引いたんだろ」
「そうだけど…」
遠くで葵斗が解説する
「あれ、当たりをひいたら追い役しなきゃいけなくて、皆嫌がっている
めちゃくちゃ走らなきゃいけないからな
葵は、くじ運がないんだ
あんまり当たるから、1番に引かせたんだろうけど…」
「へえ、わざと当たりをひいてたりして」
「葵ならありえるな」
「そうだな」