深紅と浅葱
葵に追いついた沖田が
葵の視線の先を見る
『力使ってんのか…?』
遠くに視線を固定して、そこに向かっている
「沖田さん」
「なんだ?」
「止めないで下さいね」
「おう」
少し息を切らし、とある屋敷にたどり着いた
葵の雰囲気にただならぬものを感じる
「沖田さん、ここで待ってて下さい」
「一緒に行く」
「見られたくないんです」
「?…きにすんな」
斬るところを見られたくないのだろうと思いそう答えた
どう言ってもついてくる気だと感じ
葵は、屋敷に入ることにした
塀の上に上がると沖田もヒョイと上がる
体の線は細いが背の高さから、身軽さが想像出来ていなかった為
葵が沖田を凝視する
「行くぞ」
「はい」
沖田が先導しだす
「沖田さん?」
「ん?」
「どうしてこっちだとわかるんです?
」
「葵を見てりゃわかるだろ」
不思議に思いながらも
暗い屋敷の1室を目指す
葵の視線の先を見る
『力使ってんのか…?』
遠くに視線を固定して、そこに向かっている
「沖田さん」
「なんだ?」
「止めないで下さいね」
「おう」
少し息を切らし、とある屋敷にたどり着いた
葵の雰囲気にただならぬものを感じる
「沖田さん、ここで待ってて下さい」
「一緒に行く」
「見られたくないんです」
「?…きにすんな」
斬るところを見られたくないのだろうと思いそう答えた
どう言ってもついてくる気だと感じ
葵は、屋敷に入ることにした
塀の上に上がると沖田もヒョイと上がる
体の線は細いが背の高さから、身軽さが想像出来ていなかった為
葵が沖田を凝視する
「行くぞ」
「はい」
沖田が先導しだす
「沖田さん?」
「ん?」
「どうしてこっちだとわかるんです?
」
「葵を見てりゃわかるだろ」
不思議に思いながらも
暗い屋敷の1室を目指す