深紅と浅葱
「沖田さん、、、
どうして、、、? 
なぜ? 辛くないの?」


「は?辛いよ!
腹立つし!泣かれるのもヤダし!」


葵がピタリと泣き止み
沖田の顔を見上げる


「  沖田さん
ここへはどうやって来たの?」

「お前の色を辿って来た」

「色?」

「赤い光」


葵が青ざめる


「おい!なんだよ!
今度は、具合悪いのか?」




2人のもとに幹部らが到着



「総司!葵!無事か!?」

「近藤さん!コイツ具合悪そう!」

「何!?」


心配し覗き込む幹部らを葵が見渡す


「逃げて
早く
沖田さんを連れて一葵のところに行ってください
お願いします
沖田さんを守ってください」


「俺たちは、葵を助けに来たんだぞ」


「葵を置いて逃げるとかしねぇよ」








「お ま た せ」




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