深紅と浅葱
その6
ヒラヒラと舞う蝶のように
華麗な動きをする葵
風のように俊敏な沖田
敵の数は、多く斬っても斬っても
捕らわれている女中のもとにたどり着けそうになかった
ダンッ
「神妙に致せ!!御用だ!!」
加勢に現れたのは、会津藩
佐々木が葵を隠すように庭へ押し出す
「このまま逃げてくれ」
葵は、首を横に振った
「助けたい」
葵の目が真っ直ぐに佐々木の目を捉えた
「顔を隠せ」
佐々木に渡された手拭いで顔を覆う
「沖田さん 奥に行きましょう」
抜け出して女中を捜す
「んー!んー!んー!」
「奈津さん」
須江と露子は、眠っていた
騒ぎに目覚めた奈津が声を上げたおかげで見つける事が出来た
3人を起こし、縄を解いた
「さぁ!帰りましょう!」
沖田が3人を部屋から出す
華麗な動きをする葵
風のように俊敏な沖田
敵の数は、多く斬っても斬っても
捕らわれている女中のもとにたどり着けそうになかった
ダンッ
「神妙に致せ!!御用だ!!」
加勢に現れたのは、会津藩
佐々木が葵を隠すように庭へ押し出す
「このまま逃げてくれ」
葵は、首を横に振った
「助けたい」
葵の目が真っ直ぐに佐々木の目を捉えた
「顔を隠せ」
佐々木に渡された手拭いで顔を覆う
「沖田さん 奥に行きましょう」
抜け出して女中を捜す
「んー!んー!んー!」
「奈津さん」
須江と露子は、眠っていた
騒ぎに目覚めた奈津が声を上げたおかげで見つける事が出来た
3人を起こし、縄を解いた
「さぁ!帰りましょう!」
沖田が3人を部屋から出す