深紅と浅葱
葵が遠くに行ったのを確認してから
「質問していいですか?」
一葵が近藤にニコリと笑みを見せる
「どうぞ」
「葵、なんで女中を辞めることになったんですか?」
「元々その予定だったと葵から」
「へぇ~ ふぅ~ん もう一つ質問」
「どうぞ」
「葵を泣かせましたか?」
「はい…誤解があり…
申し訳ないことをした
だが、誤解も解けました」
「本当に解けたんですか?
先ほど見て貰った通り
俺、感情が読めるんです
時々外すけど」
一葵が近藤に顔を近づける
「今日、辛そうにしてる
新選組が理由だろ…」
「葵が気にしてるのは、恐らく
平隊士らの態度でしょう
事前に葵の事を伝えていなかった
故にあの態度になったこと
私の落ち度でございます」
「なんだ?気づいてたんだ?
近藤さん!葵、顔に出ないけど
気にしてる…
新選組に通っている間…
毎日すっげえ楽しそうだったから
…変わらないでほしい
今まで通りよろしくお願いします」
「質問していいですか?」
一葵が近藤にニコリと笑みを見せる
「どうぞ」
「葵、なんで女中を辞めることになったんですか?」
「元々その予定だったと葵から」
「へぇ~ ふぅ~ん もう一つ質問」
「どうぞ」
「葵を泣かせましたか?」
「はい…誤解があり…
申し訳ないことをした
だが、誤解も解けました」
「本当に解けたんですか?
先ほど見て貰った通り
俺、感情が読めるんです
時々外すけど」
一葵が近藤に顔を近づける
「今日、辛そうにしてる
新選組が理由だろ…」
「葵が気にしてるのは、恐らく
平隊士らの態度でしょう
事前に葵の事を伝えていなかった
故にあの態度になったこと
私の落ち度でございます」
「なんだ?気づいてたんだ?
近藤さん!葵、顔に出ないけど
気にしてる…
新選組に通っている間…
毎日すっげえ楽しそうだったから
…変わらないでほしい
今まで通りよろしくお願いします」