AIが決めた恋

私のこと､どう思っていますか…？

「大体、こんなものか。よし、これだけやれば十分だろう。」

私の隣で、真島くんがそう言った。
お昼が終わってからも、真島くんのスパルタ教育は続き、気づけば夕方の7時をまわっていた。

「はぁ…、大変でした…。」
「一番初めからだったからな。大変で当たり前だ。」

真島くんの教育は、想像以上にキツかった。休憩時間は1時間に1度だけで、時間もきっちりタイマーで計られていた。お昼の後は、特に眠たくなってしまうことが多かったが、梅干しを食べさせられたり、物凄く苦い青汁を飲まされたりなど、徹底的に起こされた。
でも、教え方はとても丁寧だった。私がなかなか理解できないところは、何度も何度も熱心に教えてくれた。

「自信はついたか？」
「…正直、分かりません。勉強する前よりはありますが、本当にこれで大丈夫なのか不安です。」
「まあ、1日勉強しただけじゃ、そうだろうな。」
「ですよね。」
「でも、教えていて、君はとても地頭が良いと思った。きっと、勉強をすれば、もっとできるようになるはずだ。」

まさか、彼が褒めてくれるとは。厳しく指導をされていただけに、認めてもらえて、とても嬉しい。
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