声を聞いて。 上
ついたのは、私が大好きな水族館!


水族館につくなり
テンションが上がってしまう


留奈「うわー!水族館だ!嬉しい!」

陸「ちびっこかよ!やっぱり昔から変わらないな」


笑いながら、陸は私を見ていた


陸「やっと笑顔出たな」

留奈「ほぇ?」

陸「最近、なんか悩んでたんだろ?」

留奈「なんで知ってるの?」

陸「昔っからそばにいるんだから、そりゃわかるよ」



進路のことで悩んでいた私を気遣って
今日連れて来てくれたことに
気づいた私は嬉しくなり


留奈「陸、ありがとー!」


笑顔でお礼を言うと
りくは少し照れていた



一緒にペンギン見たり

イルカショーみたり

ちびっこの頃のように
2人ではしゃいだ



お土産やさんで
家族と友達にお土産を選んでいると
可愛いキーホルダーを見つけた!


留奈「これ可愛い!」


思わず手にとり見ていると


陸「それいいじゃん」

留奈「でしょ?」



手にとったキーホルダーは
シルバーでできた
イルカやアザラシのキーホルダーで
紐の色が何種類かあるものだった


陸「久しぶりに一緒に来た記念に、これ買おうよ」

留奈「いいね!どれにする?」


二人で仲良く選び、悩みに悩んだ結果
ペンギンのキーホルダーになった
色は色違い



買って誘っそく携帯につける


留奈「どーかな?」

陸「いいじゃん!ほら俺も」


お互いにつけた
キーホルダーを見せあって笑った



お店の外に出ると
もうあたりは暗くなっている



陸「そろそろ帰ろっか?」

留奈「そーだね。かえろっか?」



お土産も無事に買い終わり
2人で帰り道に向かう






私はこの時
このキーホルダーの意味を
まだ知らなかった
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