声を聞いて。 上
コンクール当日



私はあまりよく寝れず
朝もいつもとは違うような気がして
落ち着かない




朝ご飯もあまり喉を通らず
少ししか食べることが出来なかった



家にいても落ち着かないので
私は本番前の最後の練習のために
学校に早く向かうことにした





家のドアを開けると





留奈「陸?どーしたの?」


私の家の前に陸がいた




陸「留奈」


名前を呼ばれ、手を引っ張らたと思ったら
私は陸にハグされていた



私は何が起きてるのか
理解出来ず、固まっていると
数秒してから、解放された



陸「いきなりごめん。俺なんか緊張してきちゃって、留奈の顔みたいと思ってインターホン押そうとしたら、押す前に留奈が出てきたから、思わずハグしてた」



陸も緊張することあるんだ
意外な一面を知った気がした



留奈「別にいいよ、うちも緊張して家にいても落ち着かなくて、早く学校行こうとしてたんだ」



私も今の自分の心境を伝えた




陸「留奈、もう1回ハグしちゃダメ?」


留奈「照れる/////」
私が照れて頬をあかくさせてると


陸「留奈で充電させて?」


陸がこんな甘えることは今までない
でもオーディションで
陸も緊張してると思い、
私に何が出来ることはがあるならと思い
私は照れながら頷いた


留奈「いいよ。」


すると陸は大きく手を広げて


陸「留奈きて?」


陸に呼ばれ、もう1度
陸の腕の中に入った



さっきよりも
少し長くハグをされた
だが嫌な気持ちとは全くなく
逆に私まで落ち着いてきた



陸「留奈ありがとう。俺頑張ってくるね」


そうゆうと私の頭をポンポンとたたいて
陸は会場へ向かって行った
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