声を聞いて。 上
ほかの屋台もプラプラみてると
射的を見つけた



留奈「あっ!あれ!!!」


射的の景品の中に
私の好きなアーティストのぬいぐるみ
キーホルダーがあった


陸「おっ!俺が好きな推しメンのもある」



私と陸の好きなアーティストは7人いて
それぞれ推しメンの色がある


陸「ちょっと待ってな!」


そう言うと
射的でその景品を狙いだした



陸のその姿を見た時
私の胸がドキドキした


いつも一緒にいるはずなのに
いつもとは違う



私がぼーっと考えてる間に


陸「留奈!二つとも取れたよ!」

そう言って私の推しメンの黄色を
とってくれた

留奈「陸は何色なの?」


陸「俺は赤!」



陸の手の中には
お互いの推しメンの色の
ぬいぐるみキーホルダーがいた


留奈「そのまま持ってて」

私は急いで写真を撮った



留奈「記念に!」

そう言って笑って撮った写真を見せる


陸「いいね!でもせっかくなら」


陸は私の携帯をとると
私の隣に来て


陸「留奈笑って」


そう言ってツーショットをとった



いつも一緒にいるのに
改めて
隣に並んで写真にとると
ドキドキした


昔から一緒に並んで撮ることは
多かったのに
なんでドキドキしてるか
私はまだわからなかった
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