声を聞いて。 上
華に話し終わり
一人でとぼとぼ帰っていると
1台の車が近づいてきた。



「るーなちゃん」


いきなり名前を呼ばれ、びっくりして
振り返ると


留奈「空くん??」


窓を開けて、にっこり笑っていた


空「留奈ちゃん今帰り?」


留奈「そうですけど」


空「今日ってこのあと用事ある?」



留奈「特にないですが」


空「したらちょっと付き合ってくれない?」


そう言うと
車のドアが開く


留奈「ほぇ?」


中をのぞくと空くんが
手招きしていた

私が車に乗ると目的地に向けて
走り出した
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