声を聞いて。 上

気づき

月日は流れ、
学校は明後日の文化祭に向けて
どこのクラスも
準備で忙しくなってきた。


私のクラスは
ワッフルやさんなので
材料の調達、看板作り
部屋の飾り付けにおわれていた




看板の色つけの手伝いをしている時
クラスの人達が話しかけてきた


クラスの女子「留奈ちゃんって彼氏いないの?」


留奈「いないです」


クラスの男子「えっ?陸くんって違うの?」


留奈「ただの幼なじみです。」


クラスの女子「じゃーあれはただの噂かー」


口々に私と陸の関係に対して
質問にあい、私は恥ずかしくなり


留奈「ちょっと休憩してくるね。」


そう言って教室をあとにした
< 68 / 135 >

この作品をシェア

pagetop