御曹司は箱入り娘を初夜に暴く~お見合いしたら、溺愛が始まりました~
この日の夕飯はふたりで食事に出掛け、デート気分で戻ってきた。
かわりばんこでシャワーを浴び、持ってきた水色のルームワンピースに着替えて寝室へ。
透さんはシンプルな黒のTシャツに、下はスポーツブランドのズボン。スーツでは隠れていた腕の筋肉がくっきりと見えて、ドキッとする。
「おいで、沙穂ちゃん」
ベッドに座っている透さんは、扉から動けずにいる私に手招きをしている。
おそるおそる、隣に座ってみた。
近くにくると余計に、彼の男らしい体が触れて冷静でいられない。
座っている脚に目を落としても、透さんの力強くモデルさんのような脚は私の弱々しい体とはまるで別物だ。
これが、男の人……。
自分の喉がゴクリと鳴ったのが分かった。
彼は私をベッドの中に誘導しながら、優しい手つきで掛け布団をかけてくれる。
「透さんより先に寝てしまったらごめんなさい」
「いいよ。どうせ俺はしばらく眠れないから」
彼の言葉に首をかしげたが、それ以上なにも言わず「おやすみ」と遮られた。
かわりばんこでシャワーを浴び、持ってきた水色のルームワンピースに着替えて寝室へ。
透さんはシンプルな黒のTシャツに、下はスポーツブランドのズボン。スーツでは隠れていた腕の筋肉がくっきりと見えて、ドキッとする。
「おいで、沙穂ちゃん」
ベッドに座っている透さんは、扉から動けずにいる私に手招きをしている。
おそるおそる、隣に座ってみた。
近くにくると余計に、彼の男らしい体が触れて冷静でいられない。
座っている脚に目を落としても、透さんの力強くモデルさんのような脚は私の弱々しい体とはまるで別物だ。
これが、男の人……。
自分の喉がゴクリと鳴ったのが分かった。
彼は私をベッドの中に誘導しながら、優しい手つきで掛け布団をかけてくれる。
「透さんより先に寝てしまったらごめんなさい」
「いいよ。どうせ俺はしばらく眠れないから」
彼の言葉に首をかしげたが、それ以上なにも言わず「おやすみ」と遮られた。