妖の木漏れ日カフェ
終わらない冬
あれから結局何もこれといった情報を得られないままに時は過ぎ、枝についた葉も枯れて地面に落ちる。
葉の付いていない木は寒々しい景色を作り、秋の終わりと冬の始まりを表していた。
「朝も大分冷えて来たな」
「そうですね……」
「もうそろそろ雪が降ってもおかしくない」
雪……。
そういえば、あの時のおみくじに初雪の時になんとか……って書いてあった。
でも、おみくじなんてたかがおみくじだし、何の意味もないのかもと思うとそれ以上そのこについて考えるのは無駄な気がした。
葉の付いていない木は寒々しい景色を作り、秋の終わりと冬の始まりを表していた。
「朝も大分冷えて来たな」
「そうですね……」
「もうそろそろ雪が降ってもおかしくない」
雪……。
そういえば、あの時のおみくじに初雪の時になんとか……って書いてあった。
でも、おみくじなんてたかがおみくじだし、何の意味もないのかもと思うとそれ以上そのこについて考えるのは無駄な気がした。