ミッチーの贈り物
ミッチーの贈り物(終)
郵便局に足を運んだ35年もの間を思い起こせば二十歳の頃に喧嘩して絶縁だった時の事も、二人の弟にお金がかかっていたのも、父親が怪我を…病気を…経済的に苦しかったのも知っている。

ミッチーが長期に渡る病気で辛かった時期も知っている。

唯一知らなかったのは、‥ただの一度も休まずその道のりを通い続けて貯めた古い通帳があったコト‥。

決して真似は出来ない長い長い間の強く深い想い。

‥そんな永い年月の揺るがない【母の想い】こそが何にも替えることの出来ない、感謝しきれないほどの

ミッチーからの贈り物。

『お母さんからの贈り物』
  ‥ ありがとう

感謝を表現する事を真剣に考えたら‥

《 幸せに人生を送る 》

そんな生きざまが親孝行と気が付いた。


今‥幸せだよ。

『息子からの贈り物』

< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop