ハーフな俺。前編(完結)



そこには、既にルイたちがソファーに腰をかけて私たちを待っていた。

あの日、ルイの事を好きだと気づいた日から顔を見る度に私の心臓のドキドキは始まるんだ。


だけど、なるべく落ち着いていつものようにルイに接するようにしてる。

「おはよ。ついに、今日からだねっ。私結構ドキドキしてるよぉ。」

そう緊張しながらも笑顔を作って話しかけた私。


でもルイが

「入学式って、何時だっけ?」

なんて全く緊張感のないコメントをするから、
すっごくほんわかした気持ちになれた。

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