ハーフな俺。前編(完結)
「ぅん・・・」
それしか言えない私に、まさきは続ける。
「リサはさぁ、気持ち伝えないの?」
そう聞くまさき。
「・・・・。実はね、もう振られたんだ、私。」
そう正直に答える。
「えっ・・・」
驚いて固まるまさき。
「さっきね、どうしても気持ちを抑えることが出来なくて、ついスキっていっちゃった・・・
でもルイは、私とは向き合えないって。
ごめんって。
そう言われちゃった・・・・」