酔える声の裏側〜イケメン声優に溺愛されちゃった!?〜
とはいっても、なんだか難しいな...。

そもそも私から交渉って...。

逆に巻き返されそうで怖いな。

どうしてマカって同い年なのにあんなに行動力あるんだろう。

マカに指定された交渉の日を明日に控えながら、私は部屋で1人沈黙していた。

そんな中、

「まつり、そういえば聖柄さんからおくりものが届いてるわよ。」

と、母がノックもなしに入ってくる。

母から小包を受け取り、開けてみると、

「あら、これ最近人気のアニメのCDじゃない。この歌有名よね。」

「ほんとだ...。アルバム??
いや、これってサウンドトラック??」

そこには紙も入っていて、

(サウンドまで任せてもらえるようになったの。まだ試行錯誤中だけど、よかったらきいてみて。)

と書かれていた。
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