酔える声の裏側〜イケメン声優に溺愛されちゃった!?〜
えっと...現場どこだ...??

このスタジオは...違うし。

ちゃんと場所きいておけば良かった!!

もう時間過ぎちゃうよ...。

とりあえずそこにいる人にきいてみようかな...。

「すみません、Aスタジオってどこにあるかご存知ですか...?」

「すぐ近く。
ここだよ。」

「ありがとうございます!」

「スタッフの人?」

「はい。雛形まつりです。」

「そうなんだ。結構良い顔してるから、アイドルか何かかと思った。」

「え...?」

よく見ると、話しかけた女の人、

私と歳そんなに変わらないかも...?

じゃあこの人はアイドルなのかな...?

顔もスタイルもすごくいいし、そうっぽくも見えなくはないけど、

服装は...黒くて地味だし違いそうかな?

「私、聖塚マカ。
一応作詞作曲とか、プロデュースとかしてる。よろしくね。」

そう言って、名刺を渡された。

「あ、あなたが...!?」

「知っててくれてるんだ。うれしい。
歳近いだろうし、仲良くしようね。」

「はい...よろしくお願いします!」

「んじゃ、私はこれで。」

確かに凄いオーラとカリスマありそうな人...!
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