酔える声の裏側〜イケメン声優に溺愛されちゃった!?〜
廊下でマカと会った。

「あ、まつりー。
SNS見たけど、佐伯さん凄かったらしいね?」

「うん。」

「私の作った新曲も披露してくれてありがとう。」

「こちらこそ、ほんとにありがとう。
凄く盛り上がった。」

「ほ、ほんと?
なんか皆に一旦拒否られてたってキャストの1人が証言してたけど?」

「あー、あれはね違うの。
嬉しすぎて拒否ってたの。
意味わかんないと思うけど。」

「え、なあにそれ?
...まあいいや。
私も今アルバム分の音源たっぷり作ってきちゃったから、また佐伯さんを貸してほしいな。」

「あ、うん。いいよ...。」

「やった。じゃあ日程合わせたらまた声録りに来るね。」

「うん。」
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