酔える声の裏側〜イケメン声優に溺愛されちゃった!?〜
「遅れてすみません!」

「大丈夫だよ。俺もちょっと遅れて今来たところなんだ。
だから、あんまり慌てないで。」

「はい...。」

「じゃ、約束通り、遊園地行こうか。」

「はい!」

遊園地で誰かとデートすることの、それだけで憧れだったのに。

今、私佐伯さんと...。

だめ、こういうときこそ落ち着かなきゃ。

仕事はなんとか落ち着いてできるようになってきたから、そういうテンションに留めよう...。

できれば、だけど...。
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