酔える声の裏側〜イケメン声優に溺愛されちゃった!?〜
「おつかれさまです!」

「おつかれ。」

「佐伯さん...。」

「なに?」

「今日は...
あいつが来ないうちに2人で帰りましょ?」

「そうだね。
ユウトはまだかかるみたいだもんね。」

「はい。」

佐伯さんはもらった!

って置き手紙残しといたし(ニヤニヤ)。

「まつり、今日はより一層かわいいね。」

「そうですか...?」

「うん。
2人で帰ろうって言ってくれるの嬉しい。」

「ほんとはいつもそう思ってるんですけど。
なにせあれが邪魔なので。」

「いじわるなこと言うまつりもかわいい。」

「ゆるしてくれます...?」

「いいよ。
それだけ俺のこと想ってくれてるってことだから。」

「はい...!」
< 99 / 259 >

この作品をシェア

pagetop