蝉を追いかけ走り回った少年時代
怖いものなど何も無かった
高いところから平気で飛び込む
手放し運転をする
車道の線の上をあるく

川で泳ぎ続けた少年時代
正しいことが何も分からなかった
イタズラをして大人に怒られる
人を傷つけてることに気付けなかった
大人から犯罪について教えてもらう

たくさん冒険をした少年時代
いつでも素直に応えていた
褒められると嬉しかった
反抗する語彙力がなかった
周りの人が好きだった

いつからだろう
こんなに変わってしまったのは
しなくていけないことをサボるようになった
大人たちに反抗するようになった
理解していて人を傷つけるようになった

分かっている
それは社会を知ってしまったから
あの時は知らなかった感情を知ったから
挫折をあじわったから
より良いライバルに出会ったから

人は成長していき失っていく
私は思う
人は純粋な感情を保ち続けるからこそ
輝ける
多くの人を導けると
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