こんぺいとうびより
「ご友人からお祝いのビデオレターが届いております。」
アナウンスがあり、会場が暗くなるとスクリーンに安西さよか・Richard Kai Brightwell夫妻が双子の子供たちと一緒に登場した。
『リンタロウ、イオちゃん、Happy Wedding!!末永くお幸せに!きっとほっこり素敵な家庭になるね!こっちに来た時は遊びに来てね!やっぱりあのマンションは恋が叶うマンションだったよ。』
幸せそうに微笑むさよかの映像を、璃子は目をキラキラさせて見ている。
「やーほんと、聞いた時はびっくりしましたよ。あの人気動画クリエイターのさよかちゃんとリチャードくんが彩木さん達とお知り合いだったなんて。」
一直も感慨深い表情になる。
「ライブ配信でキスして、少しして付き合い始めて一緒に住むってなって、『夫婦チャンネルになる確率は?』って聞いたら二人とも・・・。」
「なんて答えたんだ?」
悠馬が聞くと、一直と璃子は声を合わせて言った。
「「99%!」」
「二人とも同じ確率だったんです!素敵ですよねぇ!リチャードくんはいつもさよかちゃんには驚かされてばかりだけど、これからも楽しい驚きと笑顔が溢れる毎日を二人で送りたいって言ってました!半年くらいで結婚して、それから赤ちゃん産まれて・・・くぅ~幸せ一杯!」
璃子がうっとりした様子で言うと、一直が呆れつつ楽しそうに言う。
「よく覚えてるなー。ていうか璃子なら、『一万%!』とか言いそうだね。」
「ふっふっふ、甘いな。あたしなら『一億%!』って言うよ。」
「ふーん。」
真海は二人の会話に興味がなさそうな様子を装って相槌をうつ。
そんな彼女を悠馬が見つめていた。
アナウンスがあり、会場が暗くなるとスクリーンに安西さよか・Richard Kai Brightwell夫妻が双子の子供たちと一緒に登場した。
『リンタロウ、イオちゃん、Happy Wedding!!末永くお幸せに!きっとほっこり素敵な家庭になるね!こっちに来た時は遊びに来てね!やっぱりあのマンションは恋が叶うマンションだったよ。』
幸せそうに微笑むさよかの映像を、璃子は目をキラキラさせて見ている。
「やーほんと、聞いた時はびっくりしましたよ。あの人気動画クリエイターのさよかちゃんとリチャードくんが彩木さん達とお知り合いだったなんて。」
一直も感慨深い表情になる。
「ライブ配信でキスして、少しして付き合い始めて一緒に住むってなって、『夫婦チャンネルになる確率は?』って聞いたら二人とも・・・。」
「なんて答えたんだ?」
悠馬が聞くと、一直と璃子は声を合わせて言った。
「「99%!」」
「二人とも同じ確率だったんです!素敵ですよねぇ!リチャードくんはいつもさよかちゃんには驚かされてばかりだけど、これからも楽しい驚きと笑顔が溢れる毎日を二人で送りたいって言ってました!半年くらいで結婚して、それから赤ちゃん産まれて・・・くぅ~幸せ一杯!」
璃子がうっとりした様子で言うと、一直が呆れつつ楽しそうに言う。
「よく覚えてるなー。ていうか璃子なら、『一万%!』とか言いそうだね。」
「ふっふっふ、甘いな。あたしなら『一億%!』って言うよ。」
「ふーん。」
真海は二人の会話に興味がなさそうな様子を装って相槌をうつ。
そんな彼女を悠馬が見つめていた。