君のとなり。

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「あははは…」

昨日、告白してふられてしまった。心の中は苦笑い。

私は野上彩乃。

普通の小学５年生。でも恋してるよ!…

あまり元気がないまま、特に意味もなく早く学校へ行く。

もう冬か…

「あっ」

同じクラスの三浦勇輝と桜井雄太にばったり会う。

「お、おはよう」

ふたりとはそこそこ仲が良く、勇輝とは１年生からずっとクラスが同じ。

せっかくなのでふたりといっしょに行くことにした。

ふたりとはゲームの話などまぁいろいろな事を話してるうちに学校に着いた。

教室には時間が早いので、女子は彩乃しかいなかった。

ぼーっとしててもつまらないので男子といっしょに定戦という定規を使った遊びをすることにした。

バシッ

教室にはこの音が響いている。

そうしてるうちに朝の会が始まり気がつくと２時間目も終わっていた。

「彩乃ー!」

と言う甘い声が聞こえた。

果たしてこの声は？…

前を向いて見ると彩加がこっちを向いて手を振りながら歩いてくるのが見えた。

「ねぇ、いっしょにトイレ行こ～♪」

「ガクッ!、なんだよ～!!」

まぁ彩加に付き添っていっしょにトイレに行った。

彩加はトイレに入って、少ししたら出てきた。

「おまたせ～♪」

「うん、全然大丈夫だよッ。」

「そういえば、まだ佑也君のこと好きなの？」

佑也とは彩乃が告白した相手。

「まだって？昨日のことなのに…」

「そうだよねッ。で？」

「微妙かな…」

「ふーん…」

彩加は何を言いたかったのかよく分からなかったまま、彩加は先に教室へ行ってしまった。

教室へとゆっくり帰る。

「野上!」

先生に呼ばれた。またなんか言われるだろう。

「野上、宿題ずっと出してないじゃないか。いままでのぶん早く出せ。」

「はい、すみません…」

言われることは何となく分かっていた。

いままで勉強しないでくだらないことやってたからな…

って!ドリル全部終わってない!!

もうムリだよ…