年下皇帝の甘い誘惑
そう言われると、幸せな気持ちに満ちてくる。

「でも、私。仕事を大事にするって言ったわ。」

「関係ない。恋人同士になるのに、仕事関係ない。それに、いちいち付き合う?言うの面倒。お互いの気持ちが大事。」

レーナって、時々恋愛マスターなんじゃないかと思う。

レーナの言葉は、ストレートに私の胸に響くから。

「皇帝陛下とデートした?」

「まだ。」

「だったら、誘ってみるといいよ。」

「うん……」

って、私は一瞬固まった。


「私が、陛下を誘うの!?」

「好き同士なんだから、どっちが誘ってもいいでしょう?」

そんな。年下男性を誘うなんて、しかも皇帝陛下だよ!?

畏れ多い過ぎるに、決まってるじゃん!!

「まあ、二人が愛し合っているいんだから、自然にデートすると思うけど。」
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