年下皇帝の甘い誘惑
「……愛し合うって事。」

カイの舌が、首筋を這う。

「あっ……」

そして私の下着を脱がせて、胸やお腹、足までカイは、口付けをした。

「待って……」

襲って来るあの、乱暴にされた日々。

「震えている。怖いの?」

カイが私を見降ろす。

小刻みに震える身体に、自分でも驚く。

「大丈夫だよ。ただ愛し合うだけ。」

そう言うとカイは、裸になった。


程よい筋肉がついていて、体の線が細い。

まだ若いのだと、身体が教えている。

「僕に任せて。優しくするから。」

カイはそう言うと、絶妙な舌の動きで、私の身体を愛撫し始めた。

「はぁぁん……」

「涼花、気持ちいい?」

「気持ちいい……」

何でだろう。

怖い気持ちは、一切無くなって、カイの舌の動きに、身体が反応するようになった。
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