君の笑顔
うわぁ、棚ぼただ!

親の暴力から逃れられることだけが嬉しくて、ひょっこり付いていった。

近くのファミレスまで藤木の車で向かう。

時間が時間だけあって、客席はガラガラだった。

席に案内されるなり、私はトイレに行きたくなったので、すぐにトイレへと向かった。


ここで席を立ったのが間違いだった。

席に帰ってきた私にはとんでもないことが待ち受けていた。
< 12 / 289 >

この作品をシェア

pagetop