君の笑顔
第12章 友達として…
心配
体中包帯とガーゼだらけ。
寒くなってきたから、長袖のトレーナーとジーパンで体は隠せたけど…
顔は隠せない。
一晩では治ってくれない傷。
全身痛む。
ボロボロになった体を引きずり、学校に行った。
今日は松田と同じ授業。
すでに松田は席に着いていた。
「おはよう…」
座るのも苦痛だった。
傷口が開く感覚。
悪化しそうな感じ。
「おは……ど、どうしたの!?それ…」
「あんまり見ないでよ…」
松田は私の顔を見るなり、目を丸くして聞いてきた。
「見ないでって…転んだとかそんなんじゃないよね?絶対…」
なんでわかるの??そんなこと…
「別になんでもないから…」
松田の顔をまともに見れなかった。
ずっと、松田とは逆の方向を向いていた。
寒くなってきたから、長袖のトレーナーとジーパンで体は隠せたけど…
顔は隠せない。
一晩では治ってくれない傷。
全身痛む。
ボロボロになった体を引きずり、学校に行った。
今日は松田と同じ授業。
すでに松田は席に着いていた。
「おはよう…」
座るのも苦痛だった。
傷口が開く感覚。
悪化しそうな感じ。
「おは……ど、どうしたの!?それ…」
「あんまり見ないでよ…」
松田は私の顔を見るなり、目を丸くして聞いてきた。
「見ないでって…転んだとかそんなんじゃないよね?絶対…」
なんでわかるの??そんなこと…
「別になんでもないから…」
松田の顔をまともに見れなかった。
ずっと、松田とは逆の方向を向いていた。