君の笑顔
「もうお腹いっぱい…」

そりゃあ、アキ、君はプリンを二つも食べたからね…

アキはソファにばたんと倒れた。

私はソファに背を向けてカーペットの上に座った。


雑誌を見てたら、アキが何か言った。


「ん、ん〜…」


後ろ振り向いたら、見事なまでに爆睡していた。



「メールはですね〜…むにゃむにゃ…」

寝言?!

夢の中でも販売員やってるのかな!?


かわいい寝顔をして寝息を立てるアキに、そっと毛布をかけた。



その時、ケータイが鳴った。

松田からだった。
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