君の笑顔
私も先輩に正直に言った。

お互いの誕生日の日に遊んだこと。

２人っきりっていう状況にドキドキしてた自分のこと。

過去に何人もの男と関係があったこと。

それを気にして、なかなか松田を愛せなかったこと。

ようやく最近、自分の気持ちにけじめがつけたこと。

松田が大好きだって…そう思うだけで幸せなんだってこと…。


『これから松田君と付き合いたいとか、告白したいとか思ってる？』

『チャンスがあれば思ってます。この先自分が頑張って、松田が振り向いてくれればの話ですが…』


どっちかって言えば自信はない。

だけど、松田は友達として好きだって言ってくれてる。

それをプラスにとろう。

私が友達以上に見られるように、立派な女性になればいいんだ。

少しでも松田の理想像に近づけるように…。


徐々にいつか松田に告白して、付き合いたいっていう気持ちが強くなってきた。
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表紙・目次

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