君の笑顔
入学式
ついに入学式の日がきた。
いつもより早く目覚める。
まるで、これから遠足にでも行く小学生かのように、わくわくした気持ちでいっぱいだった。
何歳になっても、入学式だけは楽しみだ。
これからどんなことが待ち受けているのかな!?
いろいろ想像を膨らませている私だったが、鬼の声で現実に舞い戻る。
「ちょっと!!邪魔だっていってるのがわからないの!?」
鬼と化した、母親。
人の部屋に突然勝手に入ってきて、邪魔者扱い。
どうやら私の部屋からしか出ることができないベランダに洗濯物を干したいらしく、洗い立ての服達を抱えて私を虫でも見るかのような目で見ている。
「お母さん…今日入学式だって知ってる?少しは私のことに興味持ってよ!?」
「言っておくけどね、お母さんはあんたを産んで後悔してるのよ。目障りで仕方ないのよ。そんなのもわからないわけ?入学式だかなんだか知らないけど、勝手に行ってこれば?そのまま車にでもひかれて死んでこればいいじゃない!!」
そう言って、私を蹴り、殴ってきた。
あ〜あ、朝から憂鬱だ。
大学の学費はコツコツ貯めてきたバイト代から捻出することにした。
あとは奨学金を借りるしかない。
いつもより早く目覚める。
まるで、これから遠足にでも行く小学生かのように、わくわくした気持ちでいっぱいだった。
何歳になっても、入学式だけは楽しみだ。
これからどんなことが待ち受けているのかな!?
いろいろ想像を膨らませている私だったが、鬼の声で現実に舞い戻る。
「ちょっと!!邪魔だっていってるのがわからないの!?」
鬼と化した、母親。
人の部屋に突然勝手に入ってきて、邪魔者扱い。
どうやら私の部屋からしか出ることができないベランダに洗濯物を干したいらしく、洗い立ての服達を抱えて私を虫でも見るかのような目で見ている。
「お母さん…今日入学式だって知ってる?少しは私のことに興味持ってよ!?」
「言っておくけどね、お母さんはあんたを産んで後悔してるのよ。目障りで仕方ないのよ。そんなのもわからないわけ?入学式だかなんだか知らないけど、勝手に行ってこれば?そのまま車にでもひかれて死んでこればいいじゃない!!」
そう言って、私を蹴り、殴ってきた。
あ〜あ、朝から憂鬱だ。
大学の学費はコツコツ貯めてきたバイト代から捻出することにした。
あとは奨学金を借りるしかない。