君の笑顔
「もう帰るね。介抱してくれてありがとう」

夕方頃、帰ることにした。

「うん。ちょっと待って!俺のケータイの番号。よかったら電話ちょうだい」

小さい紙を握りしめて、鬼が待つ家へと帰った。


親の目につかないように、そっと家へ入る。

階段を昇って、二階の自分の部屋へと非難した。

勉強でもするか…

教科書を部屋中に広げて、勉強を始めた。
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