ロミオとジュリエットは犬猿の仲
「それにしても・・・なんで急に見学に誘ってくれたの?」
「ん?それは見てほしいから!」
「見てほしい?」
「そ、かっこいい僕を、ジュリエットちゃんに―――」
「おーい!撮影現場ってのはまだなのかー!?」
少し前の方を歩く澪が急に大声で叫んだから
山田君の言葉の後半部分が聞こえなかった。
「・・・・・・」
あれ?山田君の顔がまた急に曇ったような?
「おーい!聞こえてるのか―?モデルさんよー!」
「澪!声大きい!うるさいよー!」
「俺は山田に聞いてるんだよ!」
「・・・もうすぐ着くよ!」
山田君が返事をすると、
澪は気が済んだように歩き続けた。
「さ、ここだよ!」
「ん?それは見てほしいから!」
「見てほしい?」
「そ、かっこいい僕を、ジュリエットちゃんに―――」
「おーい!撮影現場ってのはまだなのかー!?」
少し前の方を歩く澪が急に大声で叫んだから
山田君の言葉の後半部分が聞こえなかった。
「・・・・・・」
あれ?山田君の顔がまた急に曇ったような?
「おーい!聞こえてるのか―?モデルさんよー!」
「澪!声大きい!うるさいよー!」
「俺は山田に聞いてるんだよ!」
「・・・もうすぐ着くよ!」
山田君が返事をすると、
澪は気が済んだように歩き続けた。
「さ、ここだよ!」