届かぬ思い
君と出会って2度目の春
いつも遠目で君を見ていた
会話をするのが楽しかった
そんな日々も明日まで
明日は卒業式
君と会えるのもそれまで
たくさんの思い出をありがとう
好きだったよ

卒業してからはや半年
気がつくと君のことを考えてる
思いを伝えなかったことを後悔してる
君に会いたいと思う
君の声を聞きたいと思う
電話を手に取る
発信ボタンを押せない
私にそんな勇気はない

元気にしてる?
君から通知が来る
些細なことでも嬉しくて
すぐに返信をした
既読が着いた
返信が来なくてもしっかり見てくれた
ただそれだけで嬉しかった

会う約束をした
こんな機会あと何回あるだろう
そんなこと考えてもわかるはずがない
だから今度はちゃんと思いを伝えなきゃ
「好きだよ」て君に言わなきゃ
それがどんな結末になってもいい
もう後悔はしたくないから
伝えられないまま終わる悔しさを知っているから



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